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  筋肉の発達は成長や発育ではなくて環境に対する順応、適応の結果ですから若い人でなくても、何歳からトレーニングをスタートしても筋肉は発達します。その人の生活の一部にトレーニングと言う環境を放り込んでやれば体のほうは適応しようとして筋肉を発達させます。怪我の後のリハビリのきついやつと思っていただいて結構です。もちろんそのタイミングが成長期である方が発達はめざましいのですが、生きている限りこの作用は行われますので今からでも遅くありません、いっしょに頑張りましょう。  
       
 
 
       
  そもそも競技スポーツと言うものは日常生活とは遠く離れた所にあって、スポーツ=健康と言う公式をイメージしますが実際には空手やボクシングなどの様に殴り合うもの、フルマラソンの様に心肺機能に無理をかけるものなど形は様々ですが殆どの種目が健康とは違う方向にベクトルを向けています。私たちの行っているボディビルディングも日常生活を行うには不必要な筋肉を求めている訳ですから当然からだに良い(やさしい)行いでは大きな筋肉は備わりませんし、厳しいダイエットも伴います。しかし、それらを正しく理解した上で、出来るだけ怪我のないように頑張りましょう。  
     
   
 
 
 
       
  レジスタンストレーニングによって体型を変えてやろうと思った時からその程度に関係なくあなたはボディビルダーです。体型を変えるキーはその負荷にあります。体型を変える思いが強いのなら私は女だからとか(ライオンなどのメスがオスに比べてそんなに力が弱いですか?人間だって人間である前に動物なんですよ)俺はこの程度で、なんて言わないで顔の表情がゆがむくらいの強度でがんばってください。  
       
   
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  どちらが効率良くトレーニング出来るかを決める前に両方のメリットとデメリットを考えて見ましょう。まずフリーウエイト、つまりバーベルやダンベルを使ったトレーニングの事を指します。これらは文字どおり固定されていないオモリですので当然トレーニング時の軌道を固定される事なく自由に振り回す事が出来ます、従ってチーティング(反動)などのテクニックを使ってスティッキングポイント(一番しんどいところ)をエスケイプしてネガティブトレーニングを行ったりするのに有効です。しかし力の方向が常に鉛直方向(真下)なので体の方をそれに拮抗する様にもって行かなくてはなりません、だからあお向けになったりさかさ吊りになったりするのです。ほとんどの筋肉はその関節から先を円弧を描く様に動かす働きをしています、この動きに拮抗するストレスをかけようとすると同じ様に円弧を描く
ように変動するベクトルが必要になりますが、フリーウエイトの力のベクトルは常に鉛直方向なので動作の途中でトレーニングに必要な力の変動が生じます。これではいくらフォームをきれいに行ってもフルレンジで行っても意味がありません。変わってマシンの方はどうでしょうか、一般的にトレーニングマシンはオモリをケーブルなどで吊り上げて滑車を介して力の方向を目的に応じて変えています、従ってフリーウエイトの様にオモリに合わせて仰向けになったりする必要はありませんし、フライ種目やカールなどのアイソレーション系の運動でも途中負荷が抜けるような事がありません、しかし軌道が固定されているものが多くフリーウエイトのように反動を使ったトレーニングがしづらいと言う点もあります。トレーニングは常にオーバーロードを掛けていくのが原則です、つまりきっちりフォームを崩さずに出来るトレーニングはすでにその力は備わっていると言う事なので無理をしなければ扱えない様なウエイトを使う事が進歩への第一歩です。軌道の固定されているマシンはそういったオーバーロードを掛けるようなトレーニングがやりづらい時もあります。どちらも一長一短ですがそれぞれの長所だけをいかしてうまくトレーニングに取り入れてください。     
 
       
   
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  たとえばジムに来た時のその人のエネルギーを100%とします、そしてジムを出る時のエネルギーを0%とすれば、5セットのルーティンをやったのであれば1セットあたり20%のエネルギー配分だし、2セットのルーティンをやったのであれば1セットあたり50%のエネルギー配分になりますね。極端な話だとその日100セットしなければならないとわかっていれば当然1セット目から全力でトレーニング出来なくなりますよね、だってあと99セット残っているわけですから99セット分のエネルギーを無意識下で温存してしまうんですよ、すると1セット当たりの強度が低くなってしまう訳です。これはあくまでも考え方ですが出来るだけ少ないセット数の方が全力で取り組めると思いませんか。  
       
   
 
       
 
 
       
  これもたとえ話からすると、一度に100馬力のパワーを発揮出来るとします。両手で同時にトレーニングすると片方づつに50馬力づつとられてしまいます。ワンハンドなら100馬力を丸ごと片方にそそげますよね。ためしにやってみてください、ワンハンドづつトレーニングする方が高負荷にトライ出来ますから。  
       
   
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  ボディビル競技はご存知の通りフィギュア競技ですが通常のフィギュア競技と異なるのは採点される為のガイドラインが明確化されていない点です、つまりサイズがどうとか体脂肪率がどうとかと言う数字はあまり関係なく審査員の目にどう見えるかが審査のポイントになってきます、これはポージングでカバー出来る事が多いと言う事で大きくバランスよくキレがあるように見えれば、もっと乱暴に言うと審査員を感動させたもの勝ちなのです。だから各ポージングのコールがかかってから初めてポージングをとっても遅いのです、審査員は選手が舞台袖から見えた瞬間から見ている訳ですからそこから気合いを入れて演じなければ・・あなたのイメージのキャラクターを・・。  
       
   
 
       
 
 
       
  2003年あたりからJBBFもABBF(アジアボディビル連盟)にならって脇幅1インチ以上のトランクスでなければならなくなりましたが色についてはメタリック以外は特に禁止のものはありませんがプレジャッジにおいては黒または暗い色をお薦めします、先ほど述べました様に見た目が勝負ですので明るい膨張色の色のは腰回りが大きく見えてしまうので黒のトランクスの人の横に並んだ時Vシェイプが劣って見えてしまいます。これは色による錯視(目の錯覚)ですが見た目で決まるフィギュアコンテストの場合大事な要素となります。フリーポージングラウンドにおいては自分の個性を演出する好みのカラーを使っても問題ないと思いますが。あなたはそれでもプレジャッジで白や黄色のトランクスを選びますか。  
       
   
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  どんなに素晴らしいトレーニング法も身体が順応してしまえばそのトレーニング法は無効になります。これはそのトレーニングをこれ以上続けていても身体能力は変わらないと言う事です。身体が順応すると言う事はそのトレーニング方法の「軌道」「負荷」などすべてのものに対して順応すると言うことなので、それ以上の発達を望むのであれば「軌道」や「負荷」を変えてやらなければなりません。何年も同じ事を続けていませんか?最初はすばらしく効くと思ったトレーニングも実は期限付きだった訳です。  
       
   
 
       
 
 
       
  つらいと思っている負荷はいつまでたってもつらいものです。それがつらいと思わなくなったら次のステップへ移ろうなどと思っていると一生次のステップへは行けません。力は常に負荷に対して追いついて来る形になります。ですからある一定の期間同じ負荷を掛け続けたら計画的に次のステップへ移らないと発達を促せません。当然未知の領域の負荷ですからきれいなフォームでは行えませんがそのステップへ移らないときれいなフォームで出来る領域も進歩しません。すなわちこのステツプではフォームよりも負荷の方に重点をおいてください。  
       
   
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