17:30
さあ!検量会場へ出発!
 

18:00
会場。みんなぞろぞろ集まっている。一列に並んでいざ。・・・・86キロ。うっ1キロ軽めに出た。合格です。

18:30
検量を終え、ホテルに向かって歩いていると、前からジュラシックが歩いてきた。彼は今回最大の敵であり、昨年のミスター日本においては彼は6位、僕は9位と大きく差をつけられている。しかも雑誌やなんかで取り上げられ、昇り調子の彼がクラスを上げて来たわけだ。僕は内心90キロ級はある程度身長がなければ(175センチ以上)絞ってエントリー出来る階級ではないと思っていたが、(日本人のナチュラルビルダーにおいて)ジュラシックはすべてが規格外、計り知れぬポテンシャルを秘めている。正直、今回はやられるかもしれないし、仕方がないかな、と言うボディビルの順位付けにおける目に見えないものの力も感じていた。

しかし僕も長身ビルダーを代表して簡単に負ける訳にはいかない。そう思い今回は万全で挑んでいるのだ。・・・などと考えていると、目の前にジュラシックはいた。


僕・「この間は東アジア大会お疲れさま。」

ジ・「そういえば昨年のバーレーンで井上さんのクラスで3位だった韓国の選手、(僕はその時5位)自分のクラスで出ていたけれど今回は5位でしたよ(ジュラシックは今回2位)。」

僕・「へぇ〜ほんと。」

ジ・「レベルも結構高かったですよ。」

僕・「すごいね、明日はお手柔らかに・・・。」


これって完全に威嚇されているんじゃねえか、・・・しっかりしろ、俺!、あいつはお前なんか俺より下だぜって言ってるんだぜ、しかし事実を言っているだけなので何とも言えずそのまますれ違った。
戦いはすでに始まっているのだ。



19:30
三橋君と買い物を済ませ、(さっき行ったじゃねーか)部屋へ戻ってケイタイを見ると着信アリ・・。同じクラスに出場の安福選手からだ。さっそく僕の部屋で合流、ライバルではあるが同じ所属なのでミーティング。

21:00
なんてタイムリーなんだろう、テレビでジュラシックパークを放映している、明日のためにしっかり見ておこう。明日は僕もジュラシックと対決なんだ・・。持参した肉を食い尽くした

23:00頃就寝。
 


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